毒親連鎖を断ち切りたい

子供の頃から長い間押さえこみ続けた負の感情の蓄積は人生に大きなブレーキをかけてしまいます。ここで真剣に毒親問題に取り組み、負の連鎖を完全に断ち切りたい。このブログで「脱毒親への道」を記録してゆきます。

Episode1〜いかにして最大難関を突破するべきか?

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ども、

ハルです。

 

齢52にして、僕は「毒親」に真正面から取り組むことを決心しました。

 

しかし!

当然ながら、最大の難関が立ちはだかっていました。

それは、

 

お金

 

です。

 

いくつか毒親サイトを覗いてみましたが、何故か、お金についてはあまり触れないか、サラッと触れているだけです。

 

カウンセリング料金、はっきり言って高額です。

60分、最低ランクで約5000円。

まともなカウンセリングを受けようとしたら、10000円は超えます。

それが普通です。

実力・人気のあるカウンセラーだと20000円のケースもあるようです。

 

しかもカウンセリングは、一回で終わるということはありません。

 

複数回うけるとなると、…

 

…相当金銭的に余裕がないと、

「利用しよう!」

とは、思わないのではないでしょうか。

 

毒親問題に限らず、人間関係や心に問題を抱えて、どうにかしたいけれど、どうしても具体的な一歩が踏み出せない。…

 

…そう考えてしまう要因のひとつは、やはりお金ではないでしょうか。

 

僕の場合、五年ほど前から「これはもう放置できない、なんとかしなければ」と思っていて、カウンセラーのサイトを覗いていたりしましたが、結局、具体的な一歩が踏み出せなかったのは、料金が高額だったから、というのが大きな要因のひとつでした。

 

保険がきく心療内科は、これほど高額ではありません。

 

心療内科の場合、不眠や鬱症状といった具体的な身体の症状に対し薬を処方する、という医学療法が主体です。診療時間も普通のお医者さんと同じで、短かめです。

 

医学療法ではなく、対話などの手法で、時間をかけて、クライアントの心にアプローチしてゆくのがカウセリングです。

 

アプローチのしかたが根本的に違うのです。

 

この違いは、こんなふうに、たとえることができるでしょう。

 

子どもが病気になったときーー

 

①お医者さんに連れていって、薬をもらってきて、飲ませてあげるか、

 

②お母さんが、子どもの痛みや苦しみを聴いてあげて、言葉をかけて、癒してあげるか、

 

その違いだと思います。

 

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①には保険がききます。正当な診療費を払えば誰でも受診できます。

でも②は、保険の埒外であるのはもちろんですが、そもそもお金で評価できるものではありません。もし仮に価値をつけるとしたら、これほど高価なものはない、とも言えます。

 

カウセリングという「治療」は、いわば、そういうものです。

 

カウセリング料金が高額な理由は、以上のように考えると理解できるのではないでしょうか。

 

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さて、前回書きましたが、僕は親離(←この字に注目)カウンセラー井上秀人さんhttp://hide1010.comのグループセッションをうけようと考えています。

 

現時点2019年2月2日では、まだ正式に申し込んでいません。

 

何故、井上さんに依頼しようとしたのか。

それについては別の回に詳しく書きます。

 

今回は、高額なカウンセリング料を支払うことについてのためらいを書こうとしています。

 

このブログを読んでいる方の中には「カウンセリングを受けたいけれど、やっぱり料金が…」と思っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

 

分かります。

 

僕自身が、まさに今、その気持ちなんですから。

 

しかも、僕が受けようとしているのは、個人カウセリングでなく、7ヵ月にわたるグループセッションです。

 

先日説明会に参加して、その内容を聞きました。

 

そして料金も、…

 

具体的な金額をここに書くわけにはいきませが、1時間10000円が相場ということから、7ヵ月の受講料がかなりの金額になることを想像してください。

 

僕はセッションの内容については、納得しています。相当濃い内容ですし、井上さんの熱意と誠実さも、実際にお会いして、Skypeやメールで何度もやり取りして、充分、確認しています。

 

けれど、やっぱり料金の点で、かなりためらっています

 

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実は、ここ2、3年、僕の収入は激減しています。精神的にかなり迷走して、それが絵の制作にも影響していたようです。

 

僕には自覚がなかったのですが、女房に言わせると「この2、3年は、相当おかしかった」ということです。

 

今ではその原因は、はっきり分かります。

仕事中に(それ以外の日常生活でもそうですが)しばしば自分が幼かった頃をまざまざと思い出し、心が激しく動揺してしまうのです。

 

の暴力による身体の痛み、

の言葉による心の痛み、

 

それがリアルによみがえってきて、

怒りと哀しみに四六時中とらわれています。

 

それが、作品にも影響していたのかも知れません。

 

絵は売れないし、

売れないと収入がない、

収入がないと、その事を気に病んで、さらに気持ちがふさぎこんでさしまう、

気持ちがふさぎこみ、それがまた作品制作にも影響する、…

 

その悪循環におちいっていました。

 

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普通に考えて、今の状況では、グループセッションの高額な受講料を払うことは大変難しい

 

けれど、こんな心の状態が続いたら、仕事だけでなく、日常生活、人生全体が壊れてしまう。…

 

揺れ動いています。

 

いくら考えても、堂々巡りして答えが出ないので、僕は突破口を見いだすために、その思いをそのまま書きつける場所を作ることにしました。

 

それが、このブログです。

 

                                 Episode1〜END

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                                  To be continued