毒親連鎖を断ち切りたい

子供の頃から長い間押さえこみ続けた負の感情の蓄積は人生に大きなブレーキをかけてしまいます。ここで真剣に毒親問題に取り組み、負の連鎖を完全に断ち切りたい。このブログで「脱毒親への道」を記録してゆきます。

Episode2〜いかにして最強の伴走者(カウンセラー)を見つけるか?

 

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ども、

ハルです。

 

前回は、収入の少ない僕にとって、カウンセリングを受ける最大難関、お金の問題について書きましまた。

 

実は、親離カウンセラーの井上さんhttp://hide1010.comに、「セッションを受けたいが、支払いが難しい」という旨のメールを送ったところ、すぐに返信が来て、僕にとって、支払いのしやすい条件を示してくれました。

その詳しい内容は書けませんが、こちらの状況を考慮していただいて大変有り難く、そしてこの方は力強い味方になってくれる人だと感じています。

 

お金の問題とともに、

 

どんなカウンセラーに依頼するか?

 

ということも、重要な問題です。

 

カウンセリングを依頼するとしたら、僕は、井上さん以外にないと思っていますが、当然ながら、それが万人に当てはまるとは限りません。

 

前々回に書きましたが、僕は5年ほど前から「カウンセリングを受けたい」と考えていましたが、ネットで調べる限り、カウンセラーもクライアントも女性が多く、それがネックになって、どうにもあと一歩が踏み出せずにいました。

 

僕は今までに、心療内科の受診とカウンセリングを受けた経験があります。

けれど、どこかに違和感を感じて、長続きはしませんでした。

 

それはけっして、心療内科の医師やカウンセラーの側に原因があるわけでなく、相性の問題なのです。

 

前回、カウンセリングとは、子にとっての母親の言葉のようなものだ、と書きました。

 

同じ言葉であっても、自分が心から信頼する人の言葉と、そうでない人の言葉とでは、まるで違います。

 

だから、依頼するカウンセラーは、自分にとって心から信頼できるかどうか、が第一の基準です。それは、人それぞれです。

 

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「…いやいやいや! それじゃあ何を基準に選んだらいいかわかんないぞ!何のアドバイスにもならんぞ!」

と思われるかも知れません。😓

 

でも、そう言う以外にないのです。

 

…とは言え、ここで終わりにしたら、読んでいただいている方に、あまりにも不親切ですね。

 

では、

なぜ僕が、数あるカウンセラーの中から井上さんを選んだのか、それを、詳しく説明していきます。

 

今年の正月に、女房にすすめられて、『毒父家族』という本を読んだことは、既に書きました。

 

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毒父家族https://www.amazon.co.jp/dp/4865810137/ref=cm_sw_r_cp_awdb_c_ZMSvCbT3TN8YX

 

母と娘の葛藤を書いた本は、今までにも、いくつか出版されています。

タレントの東ちづるさんの著書https://www.amazon.co.jp/dp/4838712855/ref=cm_sw_r_cp_awdb_c_BuTvCbMQXJXCDなどはよく知られています。

 

いずれにしても、毒母の問題であり、毒父の問題を取り上げたものは少ない、いえ、ほとんどない、と感じていました。

 

僕の場合、子供のころから、父の暴言・暴力に苦しんでいました。(父の暴力には、実は母の性格が絡んでおり、一方的に父に問題があるわけではないことに後年気がつきましたが)。現在僕は、もう実家とは絶縁状態ですが、80を越えた父の暴言・暴力は今でも続いています

 

井上さんの著書『毒父家族』を読み、「これは俺だ、俺の家もこの通りだった」と。もし、僕がカウンセリングを受けるとしたら、この人以外にない、と直感しました。

 

また、たとえ話で恐縮ですが。。😅

僕の思い描いているイメージはこうです。

 

これから、長いマラソンが始まる。

この道は走ったことがない。

どこをどう走ったらいいか分からないし、

どこにどんな困難があるのかも分からない。

 

けれど、 

 

この道を走り切った人が、

伴走してくれて、

どこをどう走ったらいいかを教えてくれ、

どこにどんな困難があるかを教えてくれる。

 

走るのは自分です。

走りきれるかどうかも、自分次第です。

 

走らずに立ち止まったままだと、何も変わらないことは、もう分かっています。

 

そして、今から走る道のりが、一人で走りきるのは大変難しいことも分かっています。

 

いまの僕に必要なのは、力強い伴走者です。

 

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これは僕だけの考え方なのかもしれません。

 

「カウンセラーに頼れば、自分の問題は解決できる」

 

とは、思っていません。

 

問題を乗り越え、解決するのは、あくまで自分次第です。カウンセラーが解決してくれるわけではありません

 

毒父家族』を読み、井上さんは、僕とほとんど同じ問題を抱えていました。

 

井上さんは、その問題を乗り越えています。

いわば、困難な道を完走したランナーです。

 

今から走り始めるのは僕ですが、伴走者に、これほど頼れる人はいない。

 

ーー僕はいま、そう考えています。

 

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そして、僕はグループセッションというコースを選ぼうとしています。

走るのは一人ではありません。

同じ道を走る仲間がいます。

 

僕は昔陸上部の長距離ランナーでした。

一人で走るより、何人かで一緒に走る方が、苦しみも少なく、途中で挫折することも少ない、ということを経験しています。

 

ーー以上が、僕が、井上さんのグループセッションを受けようとしている理由です。

 

どんなカウンセラーを選ぶかは、人それぞれだ、と言いましたが、人によって、その人の根っこにある考え方が違います。

グループセッションではなく、個人カウンセリングの方が適切な人もいるかも知れません。

 

僕は、自分の根っこにある考え方、自分がどんなことを本当に望んでいるか、それをよくよく掘り下げて考えてみました。

 

自分が本当に望んでいるものって、ウンウン頭をひねって考えても、なかなか分からないものです。

僕がこうしてブログを書いているのは、書きながら「俺は何を考えて、何を望んでいるのだろう?」ということを、探っているのです。

目に見える文字にしてみると、具体的に、それが分かってきます。

 

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実は、

 

仲間と一緒に考える

 

文字に書いて考える

 

ということによって、

自分の心を深く掘り下げてみることは、20年近く前に、いちど経験しているのです。

 

僕は、かつて、ある宗教団体に所属していました。

そこから脱会する際、とても苦労したのですが、その時「仲間と一緒に考える」「文字に書いて考える」ということが、とても役に立ちました。

 

宗教団体の呪縛からの「脱洗脳」と「毒親」は同じではないか、と僕は考えています。

 

それについては、次回に書きたいと思います。

 

                                Episode2〜END〜

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                                   To be continued