毒親連鎖を断ち切りたい

子供の頃から長い間押さえこみ続けた負の感情の蓄積は人生に大きなブレーキをかけてしまいます。ここで真剣に毒親問題に取り組み、負の連鎖を完全に断ち切りたい。このブログで「脱毒親への道」を記録してゆきます。

Episode6〜虐待のニュースはどう受け止めたらいい?

 

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ども、

ハルです。

 

「書かない」といいながら、前回、僕の子どもの頃の体験談を書いてしまいました。😅

でも、毒親問題を掘り下げる為には、虐待死事件をどうしても取りあげなければならないんですよ。それらは無関係でなく、ひとつながりの同根の問題です。毒親毒親に育てられた過去を必ず持っています。自分が子どもの頃されていたことを我が子にもしている。おかしいとも何とも思っていません。学校や児相が何と言おうと、社会からいくら批判されても、この社会に潜在している虐待親は絶対に改心しません。女の子を虐待死させた父親の身にガッチリ染み込んだ習い性は、学校の先生や、児相の職員には、どうにも仕様がないんです。強固なマインドコントロールがかかった人間への対処を心得ている専門家でなければ、猛毒を持った毒親には太刀打ち出来ません。

 

こういう哀しい事件が起こるたびに、「なぜ子どものSOSをきちんと受け止められなかったんだ!」という声があがります。

そう言う人は、では、現実に虐待されている子が眼の前に現れたら、きちんとその子の心の訴えを「受け止める」ことが出来るのでしょうか?

このブログ以外にも、自分自身の毒親体験を発信しているサイトはたくさんあります。それはかつて虐待されていた「中の人」です。子どもの頃声をあげたくてもあげられず、大人になった今やっとこうして声をあげている。

それらの声が、社会に「受け止められている」かというと、残念ながら、そうではありません。

「なぜ受け止めなかった!」と他人を批判する人は、あなたの身の回りを注意深く見渡せば、虐待されている子は必ず見つかるはずです。あなたのそばにいるその子の声を、まず受け止めてあげてほしい

僕の息子は(亡くなった女の子と同い年)小4です。今の小学校の先生方は、僕の小学生時代とは比べものにならないくらいに、きめ細かに子どもたちや保護者に対応してくれています。意に沿わない事があると恫喝まがいの圧力を学校にかけてくる、いわゆるモンスターペアレントの保護者も居ます。それらへの対応をしなければならないし、煩雑な事務作業は多いし、ストレスが大きい仕事であることは傍目にもよく分かります。

今回の件のように、児相間の情報の共有が出来ていなかったという問題は、全国の情報を一元化するコンピューターを導入すれば解消できることで、これはベネッセみたいな民間会社のノウハウを導入すれば、すぐにでも解決できる問題です。

毒親への対処は、今すぐにマニュアル化して(それは可能なはずです)、全国の学校、児相、教育委員会に、周知徹底していただきたいと思うのです。

 

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そういう技術的な課題は、時間が経てば、いずれ解決してゆくだろうと思っています。

マスコミは、何かと学校など公的機関を責めるけれど、子を持つ親としては、学校、公的機関の対応は僕の子ども時代から遥かに改善されているのを感じます、

 

家庭の中の問題は、どんなに改善されても公的機関の対応では限界があるんです。

 

それは毒親に苦しんだ「中の人」の僕は、よく分かります。

僕が今真正面から取り組みたいのは、誰かの批判じゃありません。僕の血の中にしっかり流れている(であろう)毒親の負の連鎖を、僕の代で完全に断ち切りたいということ。その過程を、こうしてブログに書いて、記録として残しておきたいということ、です。

 

だから、このブログを、どうか閲覧し続けていただきたいのです。閲覧数が増えれば、書き続けるモチベーションを維持できます。

 

よろしくお願いいたします。🙏🙏🙏

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

 

                           Episode6〜END〜

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                             To be continued