毒親連鎖を断ち切りたい

子供の頃から長い間押さえこみ続けた負の感情の蓄積は人生に大きなブレーキをかけてしまいます。ここで真剣に毒親問題に取り組み、負の連鎖を完全に断ち切りたい。このブログで「脱毒親への道」を記録してゆきます。

Episode13〜壁を乗り越える為に必要なもの、それは「自分は絶対に乗り越えられる」という揺るぎない自己肯定感

 

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ども、

ハルです。

 

親離カウンセラーの井上秀人さんが主宰するグループセッションに参加することになりました。

http://hide1010.com/online_gs201812/

 

実際に参加者が集まるセッションは4月からになりますが、Skypeを使った個人セッションや、ネットのコミュニティには今月から参加できるとの事です。

 

やっと第一歩を踏み出すことになりました。

 

このブログの主旨は、五十路のオッサンの毒親への道を逐一綴ってゆくというものです。言わば我が身を使った人体実験のレポートです。

 

次回からは、その人体実験レポートを、随時報告してゆく所存であります。

 

グループセッションは7ヵ月の予定です。

 

守秘義務に反すること以外は出来るだけ詳細に、特に自分の心がどんな風に動いたか、それを率直に書いてみたい。ネガティブな事や、前後で矛盾することも書くかも知れません。苦しくて書けない場合は「苦しい」と断って、心が落ち着いてから無理のない範囲で書きたい。

 

Episode0で既に述べましたが、ネットには年配男性の毒親体験記はほとんどありません。けれど、この問題を抱える人は男女変わりなくほぼ同じですし、僕よりも年配の方で、悩み苦しんでいる人もいます。

 

僕の印象だと、男性は、この問題を抱えていても表に出せない。というより、それ以前に「自分がこの問題を抱えている」という自覚すら持っていない人が多いと感じています。

 

自分の娘を虐待して死なせてしまった父親は、取り返しがつかない事件が起こる前に、自分の心の中にある問題気づくべきでした。

 

僕には10歳の息子がいます。千葉県野田市で起こった事件は他人事ではありませんでした。自分が抱えている問題を、ここで真剣に取り組み、乗り越えてゆきたい。その過程を記録に残したいのです。

 

 

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さて話は変わりますが、…

 

水泳選手の池江璃花子さんが白血病を公表したニュースについて、思ったこと、考えたことを書いてみたいと思います。

 

実は、僕は、池江璃花子さんを存じ上げていませんでした。池江さんが大活躍したというアジア選手権を観ていなかったので、最初このニュースにピンとこなかった、というのが正直な印象でした。

 

ところが、Twitterで発表されたこのコメントを読んでから、いっぺんに彼女が大好きになりました。

 

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本業(水泳)に打ち込んでいた時に、思いがけない壁が眼の前に立ちはだかり、それを乗り越えなければ本業に打ち込むことが出来ないと分かった時、とにかく、眼の前の壁を乗り越えることに集中し、意志表明する潔さ。そして「とても困難だけれど絶対にこの壁は乗り越えられる」という揺るぎない自信。ネガティブなニュースのはずなのに、180度ひっくり返ってポジティブなニュースにさえ感じられてしまう、いや、最終的には必ずポジティブな結果になるだろうと信じさせる力が、この言葉にはあります。彼女は本当にひとりの人間として素晴らしい。

 

一方で、五輪担当相が「がっかりだ」と発言して、国会は炎上しているようです。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6313707

 

この大臣は池江璃花子が「五輪で金メダルを取ってくれる池江璃花子」でなくなることが「がっかり」なのでしょうね。「泳がないただの池江璃花子」は、この大臣にとっては価値がないのでしょう。

 

僕はこの大臣を怒る気にはならなくて、内心ドキッとしました

僕は自分に対して常にこういう考え方をしていたからです

 

僕は「勉強が出来ないハル」を評価できなかった。

僕は「絵が売れないハル」を評価できなかった。

僕は「人に評価されないハル」を評価できなかった。

僕は「ありのままのただのハル」を評価できなかった。

 

僕は自分に対して、いつも、こう思っていました。

 

もし僕が水泳選手だったとして、病気になり、水泳が出来なくなったとしたら、「水泳が出来ない自分」を受け入れることが出来なくて絶望していたと思うのですよ。

 

でも池江璃花子さんは「水泳が出来ない池江璃花子」をしっかり受け止めています。

何があっても、どんな自分も受け止める。自己肯定感が強いとはこういうことなのだろうと思うのです。

 

自己肯定感が強い人間は、自分がどんな境遇になろうとも、自分を肯定する。

 

だから、どんなことがあっても絶望しない。

 

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これは池江璃花子さんの天来の特質なのでしょうか。そうでもあるでしょうが、コメントに「周りの人に支えていただいて」とあるから、周りの環境によっても、この人間性が形作られたと思うのです。

 

僕は息子に、どんなことがあっても自分で自分を肯定する人間になって欲しいと思うんですよ。

 

それ以外は何も望まない。

というか、その人間性さえあれば、不幸になることはないんです。

 

それには、僕がまず、自分で自分を力強く肯定できる人間ならなきゃいけないな、って思うんですよ。

 

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では、また❗️

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

 

                             Episode13~END~

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                              To be continued