毒親連鎖を断ち切りたい

子供の頃から長い間押さえこみ続けた負の感情の蓄積は人生に大きなブレーキをかけてしまいます。ここで真剣に毒親問題に取り組み、負の連鎖を完全に断ち切りたい。このブログで「脱毒親への道」を記録してゆきます。

Episode45〜カードをひっくり返すみたいに、ネガティブ感情をポジティブ感情にひっくり返す技術

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ハルです。

 

上は、今週になってから描き始めた作品です。

 

物凄〜〜〜く久しぶりに「絵を描くのが楽しい」と感じながら、書いています。

 

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さて、


4月7日、日曜日ーー

都内某所で、第一回のグループセッションがありました。


…なんか、秘密の怪しい集いに参加するような、半分ワクワク、半分恐る恐る、という、奇妙な感覚です。


集合ビルの地下にある、シャレオツで落ち着いた雰囲気の会場には、16名の参加者が集まりました。


遠方で会場に来られない方は、オンラインでの参加で、総勢24名。


このグループセッションの具体的内容は「他言禁止」というルールがある為、今の段階では書くことは限られてます。(などと書くと、ますます怪しい感じがしてしまうのですが)。


午前11時から、途中1時間ほど休憩をはさみ、午後6時半まで。その後近くの居酒屋で懇親会となりましたが、ほとんどセッションの延長のような濃い話で、それが9時過ぎまで続いたので、相当な長丁場でした。


セッションの内容は(話せる範囲で)また後ほどあらためて書きたいと思います。


漠然とした言い方になってしまいますが、「心のプログラミングを変更する作業」なので、オールオープンに書けたとしても、第三者に分かってもらえるような説明がとても難しい、ということがあります。


今回は、この日、課題として出た「振り返りノート」について書いてみます。


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「振り返りノート」とは、下の画像のように、1ページを線でタテに3つに区切り、左に「今日の出来事」を書き、真ん中に「それについて思った事、感じた事」を書き、右に「3日後に振り返って、同じ事について、何を思い、何を感じているか」を書きます。

 

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実は、グループセッションの翌日、妻と大衝突してしまいました。


きっかけは妻の「ある一言」です。


それについて、僕はとても嫌な気持ちになり、大きな怒りが湧いてきてしまいました。


それを「正直に」ノートに書きつけました。


その後、色々ありましたが、説明がかなり煩雑になるので省略します。


結果的にその日の夜には、ネガティブ感情が嘘のようにおさまり、「オレは今まで、妻への共感がもっとも足りなかった」ということに気がつきました。

 

 


…ここまでの説明だけでは、読む人は、訳が分からないでしょうね。(笑)

 

いきなり意識が転換するなんて、何のこっちゃ、と思われるかもしれません。

 

いえ、ですから、ここんところが、言語化が難しいんです。


前日のグループセッションでは「他人への共感が大事だ」ということを、理屈でなく、体感で思い知るようなワークを、まる半日かけてやったわけです。(内容は話せないけど)。


その翌日妻と大衝突するなんて、ある意味タイミングが良すぎるんですが、衝突するのは相手への「共感が足りないから」です。


グループセッションで「仲間への共感が大事」と思い知り、その翌日、いちばん共感しなければならない相手、妻への共感が全然足りてなかった、という事に気づく。


理屈でなく、皮膚感覚で、痛い思いを味わった上で、思い知るんです。


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僕はここ数ヶ月、毎日毎日、「嫌な過去」ばかり思い出して反芻していました。


嫌な過去ばかり考えていると、そこから逃れたいあまり、考え方が自動的に「〜しなければならない」になってしまう。だからどんどん苦しくなるんです。


「俺は変わらなければならない」


という風に。


でもこれって、苦しさが延々と続くループに自動的にはまってしまうんです。

 

常に「〜しなければならない」と考えていると、苦しくなるに決まってます。


グループセッションでのワークでもやったことなんですが、自動思考になってしまっている「過去の反芻」をやめる為には、無理矢理にでも「未来」を思い描いてみるんです。


そう、無理にでも。

頭の中で思い描くんじゃなく、紙に書きつけてみる。エンピツがへし折れんばかりに力強く。


苦しみなんて「そんなことあったかな?」ぐらいに思っている俺。


その「俺」を思い描いていると、不思議と考え方が「〜しなければならない」から「〜したい」に変わってゆく。


「〜しなければならない」→「〜したい」と、考え方のベクトルが変わると、何故か苦しい気持ちが消えてゆくような気がするのです。


…ここを読む人は「んなアホな」と思うかも知れませんが、本当に、意識がそう変わってゆくんだから仕方がない。

 

だってそうでしょう?

「〜したい」と考えるのは、誰だって楽しいでしょう?


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「振り返りノート」の3日後の欄に、


「妻の言葉に怒りを感じたのは、妻に原因があったんじゃない、オレに原因があったのだ」


「妻への共感がもっとも足りなかった。妻への共感が第一だ」


と書きつけてみました。綺麗事じゃなく、本当にそう思ったから、書きました。


この気持ちが逃げないように…書くんです。


でも、まだまだ安心出来ない。「一歩進んで三歩下がる」ということが、これからザラにあるそうです。


そういうこともノートに記録してゆくわけなんだけれど。


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このノートは、「上手く」書く必要はなくて、他人に読ませるものじゃありません。「正直に」書いてあるかどうかが一番大事なこと。


嫌になった出来事、その時の気持ちも正直に書く。


でも三日後ぐらいには気持ちが変わっている。


誰かに殴られたとか大怪我させられたとかじゃない限り、そんなにネガティブ感情は続かないんです。


「気持ちが変わる」ということを、自分の目に見える形で確かめる、というのが「振り返りノート」の役目なんだと思う。


トランプのカードがひっくり返るみたいに、ネガティブ感情がポジティブ感情に変わるのが目に見えるようになると、「なんだか楽しい」と思えてきます。


ネガティブ感情が強ければ強いほど、ひっくり返った瞬間を「目に見える形で見る」のが、とても嬉しい。楽しい。


…だから、これから将来「嫌な出来事」があっても怖くない、と思えて来ます。


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では、今日はこの辺で。


最後までお読みくださり、ありがとうございます。

 


Episode45~END~


To be continued